太陽エネルギー の種類と利用法

2）太陽熱の直接利用
古くから行われてきた太陽エネルギーの利用方法で、日本ではソーラーシステムや太陽熱温水器という名前で知られています。
ソーラーシステムや太陽熱温水器は、集熱器を屋根にのせ、そこで直接暖められたお湯や蓄えられた熱を室内に循環させ、利用します。
建物の太陽光が当たる側に大きな窓を設置し、床や壁に熱吸収材を使用するパシップソーラーも注目されています。
3）太陽熱発電
鏡などを用いて太陽光を集光し、その熱で蒸気を作り出してタービンを回転させる発電方法です。熱を蓄えておくことで24時間発電することも可能です。太陽熱発電を効率よく行うためには、日照時間が長い広大な土地が必要なため、日本での発電にはあまり適していません。条件が整えば、太陽光発電よりも発電効率が高くなるので、赤道付近の国々や乾燥地域に適した発電方法として注目されています。