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更年期の肩こり 骨格との関わり

骨格では頚椎・脊柱(背骨)・椎間板、筋肉では首すじと背中の筋肉、それに血流障害や神経の圧迫などが関わってきます。

更年期の肩こり 骨格との関わり

肩こり の多彩な症状には、骨格・筋肉・神経・血管などが深く関係しています。骨格では頚椎・脊柱(背骨)・椎間板、筋肉では首すじと背中の筋肉、それに血流障害や神経の圧迫などが関わってきます。
1)頚椎
頚椎は7つからなり、頚椎の主な働きは重い頭を支えたり、首を前後に曲げたりそらしたり、左右に動かしたりすること、脊椎の中を走る脊髄を守ることです。
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また脊椎を安定させるために、脊椎の間の椎間板と関節、それに脊椎を支えるための筋肉やじん帯が重要な役割を担っています。
頸椎の7つの骨は、椎間板と椎間関節によってつながれており、椎間板と椎間関節は肩こりと深い関係があります。椎間板は一つ一つの椎骨への衝撃を和らげるクッションの働きと頸椎のなめらかな動きに関係しています。

2)脊柱(背骨)
背骨と言われる脊椎は全部で24個の骨から構成されています(頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個)。ヒトの骨格は、腰から背中、頚へとゆるやかなS字カーブを描いています。このS字カーブは重い頭を無理なく支えるためにきわめて重要ですが、うつむいたり前屈みの姿勢では頭が重すぎてうまく支えることが出来なくなります。姿勢が悪いと首すじや腰の負担が大きくなり、肩こりや腰痛の原因になります。
3)椎間板
椎間板は年齢による影響を最初に受ける部分で、20歳までに成長を終えるとあとは老化の一途をたどります。椎間板の真ん中にある髄核は水枕のようなもので、椎間板の老化とはこの髄核の水分が減少することで、柔軟性が悪くなり、クッションの働きも可動性も悪くなります。このため早い人では10歳代後半から、遅い人でも30から40歳代から肩こりを自覚しやすくなります。
また、椎間板が変性してくると肩がこります。椎間板の一番外側には脊椎−洞神経という痛みを感じる神経が分布しています。この神経が椎間板に加わった無理な力を感じるとその刺激が脊髄に伝えられ、肩甲骨のまわりの筋肉を反射的に緊張させるためにおこると考えられています。

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